”故障の多い安物”だった韓国車、米国進出35年で”日本車キラー”に?=韓国ネット「日韓の違いは…」

Record Korea    2022年3月31日(木) 7時50分

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26日、韓国メディア・毎日経済は「北米市場で日本のホンダやトヨタに比べ品質も性能もはるかに劣ると評価されてきた現代・起亜自動車が、ついに屈辱を完全に克服した」と伝えた。資料写真。

2022年3月26日、韓国メディア・毎日経済は「北米市場で日本のホンダトヨタに比べ品質も性能もはるかに劣ると評価されてきた現代(ヒュンダイ)・起亜自動車が、ついに『故障の多い安物の車』という烙印(らくいん)印を押された屈辱を完全に克服した」と伝えた。

現代自(ジェネシス含む)と起亜自動車は昨年、米国市場で前年比21.6%増の148万9118台を販売した。現代自グループとしての従来の年間最多実績は16年の142万2603台だったが、これを更新した。一方、ホンダは前年比8.9%増の146万6630台を販売した。現代自が米国市場に進出したのは1986年で、記事は「進出から35年にして宿敵・日本のブランド、ホンダを追い抜いた」と伝えている。

また、カナダでは2014年以来、8年ぶりに日本のトヨタを抜いたという。「Automotive News Canada」によると、今年1~2月の現代自グループの販売数は2万4833台で、前年同期比15.3%増加した。同期間のトヨタグループ(レクサス含む)の販売数は前年同期比9.8%減少の2万3025台だった。記事は「カナダにおけるフォード、トヨタ、GMの『ビッグ3』体制を崩し、3位を記録した」と評している。

さらにジェネシスは、カナダ自動車ジャーナリスト協会(AJAC)が選ぶ「2022カナダカーオブザイヤー」で三冠王に輝いたという。ジェネシスGV70が「ベストプレミアム小型車(Best Small Premium Car)」と「ベストプレミアム中型SUV(Best Midsize Premium Utility Vehicle)」、GV80が「ベストプレミアム大型SUV(Best Large Premium Utility Vehicle)」を獲得している。

記事は「昨年は米国の自動車関連団体やメディアから好評が相次いでいた」とし、「現代自の販売増加は偶然ではなく、予見されていた」としている。

また、現代自は「アキレスけん」とされてきた耐久性の問題においても、今年はJ.D. パワーの自動車耐久品質調査で1位を獲得したという。18年7月~19年2月に米国で販売された32ブランド139モデル、2万9487台の車両を対象に実施された調査で、現代自は世界の自動車メーカー15グループの中から、トヨタ(2位)、GM(3位)を抜きトップの座に着いたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「本当にすばらしい」「海外での善戦、誇らしい」など喜びの声が上がっている。

ただ、多くのコメントは「おめでとうございます。これからは韓国内での販売も値段を下げて輸出車と同水準の品質のものにしてください」「韓国内仕様の車両はどうしてこんなありさまなんだ?」「安くて保証期間が長くて耐久性もいい輸出用と同じ車両を国内でも売ってくれ」「貴族労組さえなければ、数年早くこうなれてただろうにね」「ホンダはアキュラも含めないと意味がない」「現代自の広告記事でしょ」など、否定的な内容となっている。

これに対し、「日本と韓国の違いは、日本が国内用品質優先主義であるのに対し、韓国は輸出用品質優先主義だ。自国民が味方につかなければロングランは不可能だ。日本人は自国ブランドに誇りを持っているが、韓国人は現代自にけちをつける。まずここから直さないと」「現代自をけなすのは韓国だけ」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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