IAEAへの活動支持は日本の核汚染水の海洋放出容認ではない=外交部

CRI online    2022年3月29日(火) 9時40分

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外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「中国側はIAEA作業チームの活動を支持するものの、核汚染水を海洋放出するという日本側の意思決定を認めるわけではない」と指摘しました。

国際原子力機関(IAEA)の作業チームがこのほど訪日したことに関する報道について、外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「中国側はIAEA作業チームの活動を支持するものの、核汚染水を海洋放出するという日本側の意思決定を認めるわけではない」と指摘しました。

IAEAは25日、オンライン記者会見を行い、技術作業チームが21日から25日にかけて日本を訪れ、日本の原子力規制委員会と会談を行い、福島の核汚染水の海洋放出計画に関する監督管理活動がIAEAの安全基準に適合しているかどうかを調査したことを明らかにしました。今回の調査のアセスメント報告は2カ月後に発表される予定だということです。

汪報道官は、「核汚染水処理計画の監督管理はもちろん重要だが、正しい核汚染水処理案の選択こそが問題の根本だ。われわれは監督管理の仕組みに関する議論が、海洋放出の決定に固執するのではなく、さまざまな核汚染水処理案を評価する必要性を日本側に認識させることを期待している」と強調しました。(提供/CRI

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