台湾外交部、暗に中国本土を指して「西台湾」と称し物議醸す―中国メディア

Record China    2022年3月27日(日) 17時20分

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25日、環球網は、台湾外交部が台湾への留学を呼び掛けるFacebook上の書き込みで暗に中国本土を指して「西台湾」と称し、物議を醸したことを報じた。写真は台湾。

2022年3月25日、中国・環球網は、台湾外交部が台湾への留学を呼び掛けるFacebook上の書き込みで暗に中国本土を指して「西台湾」と称し、物議を醸したことを報じた。

記事は、中央社、自由時報など台湾メディアの25日付報道を引用。台湾外交部のFacebookアカウントが25日に発表した、台湾での中国語学習を呼び掛ける書き込みの中で、「口国で学ぶ? 台湾に来て学ぼう!」と書かれた黒熊のイラストを付したことを紹介した。そして、「口国」が「中国」の「中」を隠したものと推測されること、その英語訳が「Study in West Taiwan? Study in Taiwan!」となっており、中国本土を暗に指して「西台湾」と表現したと伝えた。

その上で、この書き込みに対して700件を超えるコメントが寄せられており、「外交部よ、よく言った」という称賛意見が見られる一方で、「外交部が言ってはいけないジョーク」「おもしろいと思っているのは外交部自身だけ」「不適切。外交部のレベルの低さは直視できない」といった批判が多く寄せられたと紹介している。

また、与党・民進党と野党・国民党の関係者の間でも意見が分かれており、民進党の趙天麟(ジャオ・ティエンリン)立法委員が「創意ある突破であり、この創意は奨励に値する」と述べれば、国民党の呉斯懐(ウー・スーホアイ)立法委員が「台湾での中国語学習奨励は良いことだが、外交部の発言は政府の対外関係を代表するもの。一般のネットユーザーのように、からかい半分に中国本土を『西台湾』と称するのは非常に不適切」と不快感を示したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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