納豆は「万病に効く」と大人気!ただし食べることで悪影響のある病気も―中国メディア

Record China    2014年6月4日(水) 23時11分

拡大

4日、「納豆は日本人の長寿の秘訣。納豆は心臓や脳血管疾患の救世主」。日本の納豆に基づくという健康食品が最近、市場で大きな人気を集めている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年6月4日、「納豆は日本人の長寿の秘訣。納豆は心臓や脳血管疾患の救世主」。日本の納豆に基づくという健康食品が最近、市場で大きな人気を集めている。インターネットでは納豆商品が「血栓や高血圧、高脂血症の救世主であり、疲労回復、老化予防、ガン予防、美容に効果がある」と宣伝されているだけでなく、さらに「血行をよくし、血栓を溶解し、高血圧や高血糖値を低下させる」と、まるで「万病に効く」特効薬のように扱われている。羊城晩報が伝えた。

その他の写真

あるデパートの納豆・発酵食品販売部門の担当者によると、納豆のポリペプチドは心臓の血管の疾病や高血圧、高血脂症などに優れた治療効果があると語ったが、薬品監督管理部門の登録証書があるかと質問されると、回答は曖昧になった。「これらの商品はいずれも関連部門に登録・記録されている」。具体的な部門については「コメントを遠慮する」と述べた。

▼専門家「プリン体の含有量が高い」

「納豆は日本人の日常的な食品のひとつでしかない。日本には納豆カプセルもあるが、薬効を宣伝する人はいない」。日本で学ぶある留学生は、数日のマーケティングリサーチ後、記者にこう語った。「日本メディアは何度も、インターネットに登場する納豆の薬効宣伝に対する批判報道を行なっている」。

「納豆は薬品ではなく食品であり、単独で病気の治療に用いることはできない。また法律で健康食品は病気治療の効果を宣伝してはならないと規定されている。消費者を誤解させる可能性がある」。南方医科大学の栄養学専門家、宋衛生(ソン・ウェイション)氏によると、納豆には多くのたんぱく質やプリン体が含まれており、通風や腎臓の負担を生じる可能性がある。このため、代謝障害のある通風患者や血液の尿酸濃度の高い患者はできるなら食用しないほうがよく、慢性の腎機能不全の患者も食用を控えたほうがよいという。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携