中国旅客機墜落、東方航空がメンテナンスコスト削減のうわさに反論=「逆に増やしている」

Record China    2022年3月25日(金) 13時20分

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25日、米華字メディア・多維新聞は、広西チワン族自治区梧州市付近で発生した中国東方航空機墜落事故で、同航空幹部がメンテナンスコスト削減が事故の理由であるとするネット上の情報を否定したことを報じた。

2022年3月25日、米華字メディア・多維新聞によると、広西チワン族自治区梧州市付近で発生した中国東方航空機墜落事故で、同航空幹部がメンテナンスコスト削減が事故の理由であるとするネット上の情報を否定した。

墜落事故が発生した21日、中国のネット上では、同航空が100億元にも上る赤字によってメンテナンス費用の削減を進めており、これにより生じたメンテナンス不良が墜落事故につながったとの情報が流れた。これに対し、同航空関係者は「昨年のメンテナンスコストは2019年より12%増えている」とのデータを示して否定した。

同航空中国共産党グループ宣伝部長の劉暁東(リウ・シアオドン)氏は24日、中国国家応急処置指揮部で行われた記者会見において、事故機の使用年数は6.8年と若く、対空性改善指令基準におけるシフトフォーク部品の最も厳しい検査実施基準である2万2600回の離着陸には到底達していないとし、事故機には当該部品のメンテナンス問題は全くなかったとの見解を示したという。

また、メンテナンスコストについても「新型コロナで航空便数が減少した期間があったがそれでも安全確保のためにメンテナンスコストを削減するようなことはなく、むしろ増やしている。当社は上場企業であり、21年のメンテナンスコストが19年より12%増えたというデータは、公開資料から確認できる」とし、ネット上の情報を改めて否定した。(翻訳・編集/川尻

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