中国が五輪メダルラッシュ! ドーピングによる繰り上がりで3日間に金2つ、銀1つ、銅2つを獲得

Record China    2022年3月24日(木) 15時20分

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23日、中国新聞網は、過去の五輪における順位繰り上がりによる中国選手の「メダルラッシュ」が起きていることを報じた。写真はロンドン五輪女子競歩で繰り上げ金メダルとなった中国の切陽什姐。

2022年3月23日、中国メディアの中国新聞網は、過去の五輪におけるドーピング規定違反により各種競技でメダルの剥奪が相次いでおり、繰り上がりによる中国選手の「メダルラッシュ」が起きていることを報じた。

記事は、東京五輪男子陸上400メートルリレーで4位だった中国代表がこのほど、銀メダルだった英国のメンバーにドーピング規定違反があり失格となったことで銅メダルを獲得したほか、同五輪重量挙げ男子81キロ級金メダリストの呂小軍(リュー・シアオジュン)も、リオ五輪同77キロ級で獲得した銀メダルが金メダルに繰り上がったと紹介した。

さらに、2012年ロンドン五輪女子20キロ競歩についてもドーピング違反によりエレーナ・ラシュマノワ(ロシア)の金メダルを剥奪、銀メダルだった別のロシア選手もすでにドーピング違反で銀メダルを剥奪されており、3位だった切陽什姐(チュヤン・キ)が金メダルとなったほか、4位、5位だった中国選手もそれぞれ銀、銅のメダルを獲得、中国勢が金、銀、銅の各メダルを独占することになったとしている。

その上で「この3日で、中国選手は金メダル2つ、銀メダル1つ、銅メダル2つという5つのメダルを追加で獲得したことになる」とし、「五輪が開催されていないのに中国代表のメダルラッシュが起きた」といった声が出ていることを紹介した。

この件について、中国のネットユーザーは「呂小軍はこれで五輪3連覇という歴史をつくったことになる」「道徳のあるメダル、風格のあるメダル、そしてクリーンなメダルだ」「遅れてやってきた名誉だ」「メダルセレモニーがないのが残念だ」「真面目に頑張って戦えば、メダルは後からついてくるんだな」との声を上げている。

一方で、10年前のロンドン五輪でのメダル繰り上げが今になって行われたことについて「なぜ今ごろ繰り上げなのか」「一つの手続きを踏むのに10年もかかるとは。どういうルールを作ったらこんなに遅くなるの?」など、疑問や不満の声も見られた。(翻訳・編集/川尻

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