日本も台湾の危険度を認定?「台湾在留邦人安全の手引き」に台湾ネット民「恥ずかしい」

Record China    2022年3月23日(水) 22時20分

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日本台湾交流協会がウェブサイトに掲載した「台湾在留邦人安全の手引き」が台湾のネット上で話題になっているようだ。

日本台湾交流協会がウェブサイトに掲載した「台湾在留邦人安全の手引き」が台湾のネット上で話題になっているようだ。台湾のテレビ局TVBSのニュースサイトが22日付で報じた。

記事によると、台湾では先日、現地で生活するポーランド人記者が「歩道でバイクがしょっちゅう暴走していて、クラクションを鳴らされたことが何度もある」などと不満を漏らしたことが物議を醸していたが、このほどあるネットユーザーが「台湾の交通の危険度が日本にも認定された」として、ネット掲示板PTTで上記の「手引き」を紹介した。

「手引き」では、「台湾の治安は世界的に見て概ね良好と言えますが、日本と比較すると人口10万人当たりの犯罪発生件数や交通事故発生件数は台湾の方が依然として高く、日本とはさまざまな点で事情が異なるため、日本の安全に慣れ親しんだ邦人が予想もしない事件・事故に巻き込まれています」と注意喚起し、日常生活で気を付けるべき点をまとめている。

投稿者が特に共感したのは「手引き」の「交通事故対策:歩行時の対策」の中の、「台湾人のドライバーは、歩行者よりも車両を優先する傾向があり、日本と比べて運転マナーが良くないことを常に意識する」、「時間帯を問わず、青信号であっても横断歩道を渡る時は周囲の車両をしっかり確認する」、「歩行者の目の前をギリギリですり抜けていく右折車両には十分に注意する」、「スクータータイプのバイクを歩道に駐車することが一般的であり、バイクが歩道を走行することもよくあることから、歩道を歩く際でも前後のバイクの走行状況にも注意する」の4項目だという。

投稿者は「台北の交通(マナー)は比較的良好だという人もいるが、実際は(他の地域と)大差はない。車は歩行者に道を譲らない」と嘆いている。また、他のネットユーザーからも「台湾の交通には感心しないな」「車をおもちゃにして路上で遊んでいるようなもの」「歩道をバイクが走っても誰も取り締まらないからね」「すべて事実じゃないか。(バイクは)歩行者の後ろからクラクションを鳴らす」「日本の交通管理に照らしたら台湾は崩壊状態」「政府も黙認。恥ずかしい」といった声が上がったという。(翻訳・編集/北田

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