2022年3月20日、澎湃新聞は、中国で新型コロナの感染が拡大する中、上海ディズニーリゾートが臨時閉園することを発表したと報じた。

記事は、上海ディズニーリゾートが20日に微信（WeChat）アカウントを通じ、現在の新型コロナ感染拡大状況を鑑み、上海ディズニーランドおよび周辺の付帯施設を含む上海ディズニーリゾートエリアを21日よりしばらく閉鎖することを発表、再開時期については感染状況の変化を見るとともに関係当局の指導、意見に従い、決定次第再度告知するとしたことを伝えた。なお、リゾートエリア内にある二つのホテルについては営業を続けるという。

臨時閉園に伴う入場券所有者の扱いについては、21日以降の入場券を持つ場合は「6カ月以内かつ営業再開後の任意に1日に入園可能」とし、6カ月以内に入園できない場合は払い戻しに対応すると紹介。また、感染予防措置を開始して入場を一部制限した3月13日以降も有効期間が残っている年間パスポートについては、有効期限を10日間延長するとしている。

上海ディズニーの措置に対し、中国のネットユーザーからは「OK」「がんばれ」「コロナが早く収まりますように」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/川尻）