米中首脳ビデオ会談の直後に、駐米中国大使と米国務副長官が会談―米華字メディア

Record China    2022年3月21日(月) 10時40分

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19日、米華字メディア・多維新聞は、米中首脳がビデオ会談を行った直後に、中国の駐米大使と米国の国務副長官が面会したと報じた。

2022年3月19日、米華字メディア・多維新聞は、米中首脳がビデオ会談を行った直後に、中国の駐米大使と米国の国務副長官が面会したと報じた。

記事は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と米バイデン大統領が18日にビデオ会談を行った1時間50分後に、秦剛(チン・ガン)駐米中国大使とウェンディ・シャーマン米国務副長官がワシントンの米国務省で約1時間50分に及ぶ会談を行ったと紹介。秦大使が会談後に「首脳会談の続きという形で、両国のコンセンサスをさらに深めるための方法について意思疎通を行った」と説明したことを伝えた。

秦報道官はまた、米中関係が正しい軌道に戻らないのは「米国の一部人物が『新冷戦を求めない、中国の体制変更を求めない、同盟関係強化による中国への対抗を求めない、台湾の独立を支持しない、中国と対抗する意思を持たない』というバイデン大統領の言葉を履行していないからだ」と述べ、米国が特に台湾問題を適切に処理するようシャーマン副長官に求めたとしている。

そして、米中両国はいずれも重要な大国であり、両国関係は世界で最も重要な二国間関係だと指摘し、両国国家元首の意思疎通と交流は両国関係と世界の平和安定、繁栄、発展にとって極めて重要であるため、首脳級をはじめとするあらゆる階層での頻繁なやり取りを期待すると語った。

記事は、米中首脳はバイデン大統領が今年1月に就任して以降すでに2回長時間のビデオ会談を実施していると紹介。今後両国首脳が対面して会談を行う予定について秦大使が「情勢を見る必要があり、そのためのムードをつくっていかなければならない」と述べたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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