中国メディアの中国僑網は18日、韓国にある中国大使館が中国に渡航する人に新型コロナウイルスに関する注意喚起を再度行ったと報じた。

韓国は現在、深刻な感染状況に見舞われており、大使館は不必要な渡航をしないよう求めると同時に、韓国以外の国から中国を目指す場合は韓国での乗り継ぎを避けるよう要請。また、搭乗前の厳格な対策や空港、機内でのマスク着用を呼び掛けた他、中国への感染持ち込みを効果的に減らすため抗原検査に関する9日の通知をよく読むよう求めた。

記事は、「韓国からの一部乗客は大使館の繰り返しの注意喚起にもかかわらず防疫や搭乗に関する要求を無視し、渡航前に気の向くまま外出や買い物、さらには旅行までしていた。そして感染が確認され、最終的に航空便の運航を招いた」「中国に出発する前の検査に関する要求はさらに厳しくなるかもしれない」とも伝えている。（翻訳・編集/野谷）