元慰安婦らが反撃、”水曜デモ”を妨害する保守団体メンバーらを告訴=韓国ネットには賛否の声

Record Korea    2022年3月17日(木) 16時20分

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16日、韓国・YTNによると、元慰安婦の李容洙さんと元慰安婦支援団体が「水曜デモ」をめぐり対立している保守団体のメンバーら12人を、名誉毀損(きそん)や侮辱の容疑で告訴した。写真は慰安婦像。

2022年3月16日、韓国・YTNによると、元慰安婦李容洙(イ・ヨンス)さんと元慰安婦支援団体の「日本軍性奴隷問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が「水曜デモ」をめぐり対立している保守団体のメンバーら12人を、名誉毀損(きそん)や侮辱の容疑で告訴した。

告訴状には、保守団体が2020年から最近まで、デモ場所の周辺にスピーカーを設置して騒音を出したり、慰安婦像前でのデモの申請を正義連より先にして水曜デモを妨害したりしたとの内容が含まれている。

正義連は1992年から、毎週水曜日にソウルの日本大使館付近にある慰安婦像の前で慰安婦問題解決を訴えるためのデモを行ってきた。しかし2020年6月からは、保守団体らの妨害により慰安婦像からやや離れた場所でデモを行っているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「この問題が起きたきっかけは、正義連前代表の尹美香(ユン・ミヒャン、支援金流用などの容疑で裁判中)議員が元慰安婦らを金もうけに利用したから。まずは尹議員に処罰を与え、横領について謝罪させるべきだ。そうすれば国民も信頼して支持できる」「元慰安婦のおばあさんらを裏切った尹議員に対しては何も言わないのに。正義連の正義は選択的だ」「尹議員を先に告訴するべき」など、正義連の対応に疑問を示す声が上がっている。

一方で「水曜デモを妨害する人は韓国国民として認めない」「保守団体ではなく、ただの親日団体」「尹議員が批判されるのは当然のことだけど、それに巻き込まれた元慰安婦らまで非難し、歴史を否定するこういう団体は真っ先に処罰されるべき」など保守団体への批判的な声も多数見られた。(翻訳・編集/堂本

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