漬物を裸足で踏む人々…驚きの衛生問題発覚=作業員「塩はあらゆる毒を消すから大丈夫」

Record China    2022年3月17日(木) 17時20分

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16日、九派新聞は、中国の消費者権利保護デーの特別番組で、漬物食品の非衛生的な製造現場の実態が暴露されたと報じた。

2022年3月16日、中国メディアの九派新聞は、中国の消費者権利保護デーの特別番組で、漬物食品の非衛生的な製造現場の実態が暴露されたことを報じた。

記事によると、中国で毎年3月15日の消費者権利保護デーに放送される中国中央テレビ(CCTV)の特別番組で、今年は複数の著名食品会社の漬物製品を代理生産している湖南省挿旗菜業有限公司がクローズアップされ、同社が手掛ける特産の「老壇酸菜」の製造工程で、作業員が裸足で漬物を踏む、タバコの吸殻を漬物の上に捨てるなどいった行為が見られた。

同社がある湖南省華容県は「中国のからし菜の里」として知られており、現地ではからし菜を土中に掘った穴に入れて漬け込む独特の方式で「老壇酸菜」を製造しているという。深さ2メートルほど、幅2メートルほど、長さ5メートルほどの穴を掘り、その上に透明なプラスチックシートを敷き、1〜2日天日に干したからし菜を塩と交互に重ねる形で入れ、再びプラスチックシートで覆って密封した上で土をかぶせる。5カ月ほどで程よく漬かり、しっかり密封できていれば2年は保存可能とのことだ。

記事は、土の中に埋めるという独特の製造方法はさておき、その工程の中に問題があることが暴露されたとし、漬物づくりに携わる現地住民が「普通は長靴を履いて踏む。裸足で漬物を踏むことも、少ないけど確かにある。ただ、漬物は高い塩分によってすべての細菌が死ぬから問題ない。昔から『塩は百毒を消す』とも言われているし、出来上がった漬物は何度も洗浄するから」と話し、裸足で踏んでも衛生的には何ら問題ないとの認識を示したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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