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2007年6月14日夜、北京市の永興ガーデンホテルで、3歳の男児が回転ドアに挟まれて死亡する事件が起きた。回転ドアの安全装置は、子供の頭が小さすぎたために反応しなかったもよう。
2007年6月14日夜、北京市の永興ガーデンホテルで、3歳の男児が回転ドアに挟まれて死亡する事件が起きた。
永興ガーデンホテルは北京市海淀区の豪華な4つ星ホテル。15日夜、被害者の許(シュー)さん一家3人はホテルで夕食をとった。ホテルを出る際、両親の前を歩いていた子供が回転ドアに巻き込まれ、頭部を挟まれた。ただちに病院へ向かったが、その途中子供は息を引き取った。
ホテルのガードマンによると、この自動回転扉は事故を防ぐために自動停止装置がついているという。おそらく子供の頭が小さすぎたために、感知装置が働かなかったのではないかと話した。
現在、事故についてホテルと家族の協議がすすめられている。記者はホテルに取材を申し込んだが拒否された。回転扉の製造業者についてもホテル側は明かしていない。中国では回転扉は手軽にゴージャス感がだせるとして、多くのホテル・デパートが採用している。(翻訳・編集/KT)
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