メキシコに赴きガソリンを満タンにして帰る米国人が続出、その理由は?―中国メディア

Record China    2022年3月13日(日) 5時40分

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11日、海外網は、ロシアからの石油、天然ガスの輸入を禁止した米国で、隣国のメキシコにガソリンを給油しに行く人が増えていると報じた。

2022年3月11日、海外網は、ロシアからの石油、天然ガスの輸入を禁止した米国で、隣国のメキシコにガソリンを給油しに行く人が増えていると報じた。

記事は、ロシア通信(RIA)やメキシコ・ミレニオテレビジョンが10日に報じた内容として、米国人観光客が頻繁にメキシコに赴きガソリンを購入するようになっており、その理由がメキシコ政府のガソリン代補助政策によりガソリン価格が米国より28〜45%安くなっているからだと伝えた。

その上で、米国政府がウクライナ侵攻に対する制裁として8日にロシアからの石油、天然ガス輸入を禁止したことで米国内のガソリン価格高騰に拍車がかかり、米自動車協会のデータによれば9日の1ガロン当たり平均価格が4.252米ドルと過去最高値を更新したと紹介。上昇を続けるガソリン価格に市民の憂慮が膨らんでおり、一部の市民からは「(禁輸は)一般人にダメージを与える措置だ」との不満も出ているとした。

一方で、メキシコでは国際的な原油価格上昇を受けて政府が財政措置を打ち出し、国内のガソリン価格がインフレ率を超えない状況を確保しているため、ますます多くの米国民がノービザ入国できるメキシコに自動車で赴き、ガソリンを満タンにして帰るのだと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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