12歳差で諦めようとしたけれど…韓国次期大統領と夫人のなれ初めが話題に

Record Korea    2022年3月14日(月) 12時20分

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11日、韓国・朝鮮日報によると、9日の大統領選で当選した次期大統領と夫人のなれ初めが話題になっている。

2022年3月11日、韓国・朝鮮日報によると、9日の大統領選で当選した次期大統領と夫人のなれ初めが話題になっている。

記事によると、10日のケーブルテレビ「チャンネルA」の放送で、次期大統領の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏と夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏の昔の写真が公開された。写真で金氏は尹氏の首に手を回し、尹氏はにこやかな笑みを浮かべている。この写真はインターネット掲示板やSNSにも広まり、2人のなれ初めについても関心が集まった。

2人は僧侶の紹介で初めて出会った。当時尹氏は金氏のことが気に入るも、12歳という年の差があるため諦め、もらった名刺も捨てた。しかし、しばらくして尹氏は金氏にメールを送って気持ちを伝え、これを知った知人が2人の再開を手助けした。尹氏は名刺を捨てる際、記載されていたメールアドレスを丸暗記していたという。

そして2人は2年の交際の末、12年3月に最高検察庁で挙式。当時、最高検察庁中央捜査1課長だった尹氏は52歳、金氏は40歳だった。

金氏は18年にあるメディアとのインタビューで、尹氏との結婚を決めたきっかけについて「年の差もあり、昔から知り合いのおじさんとして接していたが、ある僧侶が縁を結んでくれた。夫の財産が2000万ウォン(約190万円)しかなくて戸惑ったが、私でなければこの人は結婚できないと思った」と述べていたという。

この日メディアに送ったメッセージでも、尹氏について「どんなに忙しくても私にはいつも優しい人だった」と話しており、「夫の言葉で最も感動したのは『一生ご飯を作ってあげる』だった。結婚する時に約束したが、10年過ぎた今もきちんと守っている。(だから)国民との約束はさらにきちんと守るものと信じている」と述べたという。

これを受け、韓国のネット上では「ニュースで見る姿とは違って優しい人のようだ。既婚者は分かると思うけど、ご飯を作るのは本当に大変な仕事」「幸せな結婚生活を送っている1人として言わせてもらうと、これこそ真の愛」と好意的な声が上がっている。

その他にも「なれ初めは特に聞きたくない」「国民はそんなことより、大統領としてしっかりやってほしいと願っている」「『一生ご飯を作ってあげる』は流行語になりそうだね」「1年後はどうなってるかな」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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