湖南省長沙市の中南大学自動化学院の男子学生4人が最近、「優秀すぎる！」とSNSで大きな話題となっている。北京青年報が伝えた。

【その他の写真】

話題となっているのは劉沢一さん、隋慶開さん、荘佳鋭さん、李俊賢さんで、この4人は学生寮のルームメイト。大学1年の時に、「この大学の大学院に進学しよう」と約束し合い、そして現在、彼らは全員学部を卒業し、同学院の博士課程にそのまま進学した。大学生だった4年間、4人は日中は各人で勉強し、夜になると討論するなどして一緒に勉強してきた。そしてこれまでに奨学金合わせて約20万元（約360万円）をゲットしてきた。勉強だけでなく、4人は学科コンテストや科学研究活動にも頻繁に参加して、各級の学科コンテストで26の賞を受賞してきた。

4人は学部で学んでいた間にたくさんの賞を受賞したものの、その学生生活は決して順風満帆だった訳ではなく、「もちろん困難もあった。気持ちが落ち込んだり、挫折を感じたりしたこともあった」という。成長の過程で挫折して、困難に直面したものの、4人は互いに励まし合ってすぐに立ち直り、「最悪の状況に直面した時は、いつも寮の部屋に戻ってルームメイトに話した。そうすると、それほど最悪なことではないと感じることができた」という。誰が落ち込んでいても、ルームメイトに自分の気持ちを話し、慰めと励ましを得ることできたという。

中国ネットユーザーからは、「優秀な人と接すると本当に他の人も優秀になれるんだ」「奨学金がうらやましいのではなく、一緒に奮闘し、助け合い、共に成果を上げる仲間がいることがうらやましい」といったコメントが寄せられている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）