ロシアでコーチ務めるウクライナの元スター選手、戦争への態度表明せず非難浴びる―独メディア

Record China    2022年3月11日(金) 23時20分

拡大

10日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、サッカー元ウクライナ代表主将がロシアによる侵攻に沈黙していることで同国内で激しい批判を浴びていると報じた。

2022年3月10日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、サッカーウクライナ代表主将がロシアによる侵攻に沈黙していることで同国内で激しい批判を浴びていると報じた。

記事は、激しい批判に晒されているのが現在42歳のアナトリー・ティモシュチュク氏であり、ウクライナ代表として史上最多の国際試合出場数144試合を誇る、同国では知らない人がいないほどの著名人だと紹介。現役時代はウクライナの国内クラブのほか、ロシアのゼニトにも在籍してリーグ制覇に貢献、独バイエルン・ミュンヘン時代の2013年にはクラブが三冠を達成したと伝えた。

そして、現在はゼニトでアシスタントコーチを務めていて、ロシアによるウクライナ侵攻後は沈黙を保ち続けていると紹介。ウクライナのスポーツ界でロシアに対する抗議や制裁の動きが起き、アスリートが続々とロシアを非難し、ウクライナ軍を支持するコメントを出す中、メディアがティモシュチュク氏本人や所属クラブに問い合わせても一切反応がないとしている。

その上で、ウクライナサッカー協会道徳・公平競技委員会が「ロシアによるウクライナ侵攻以降、元代表主将のティモシュチュク氏が何ら公の声明を発表しないばかりでなく、侵略者のクラブとの提携を停止していない」との非難声明を発表するとともに、ティモシュチュク氏のコーチ資格や国の栄誉称号の剥奪、さらにはウクライナ代表名簿からの徹底排除を提案したと伝えた。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携