資生堂がロシアへの輸出停止、中国ネット民反発「じゃあ私も買わない」、「これは制裁?」困惑も

Record China    2022年3月10日(木) 17時20分

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日本の化粧品大手・資生堂がロシアへの輸出を停止したことに、中国のネットユーザーが反応を示している。

日本の化粧品大手・資生堂ロシアへの輸出を停止したことに、中国のネットユーザーが反応を示している。

資生堂は10日、ロシアへの化粧品の輸出を即時停止すると発表した。同国内での広告等も停止する。ロシアには同社の直営店はなく、欧州の工場で製造された化粧品を代理店が営業する店舗で販売しているが、代理店は販売を続けるという。

中国メディアの環球網は、同社の担当者の話として「ロシアによるウクライナへの侵攻」を理由に上述の措置をとったと伝えている。

資生堂は中国で人気・知名度共に高いが、ネットユーザーからは「じゃあ私も資生堂は買わない。制裁だ」「ついでに中国への輸出も停止してくれよ」「ロシア人は化粧なんてしなくても日本人より1万倍美人だ」などと反発する声が上がった。

また、「直営店がないなら止めたところで大した影響はないのでは」「これはどっちへの制裁?資生堂が市場を一つ失うだけでは?」「自分で自分に制裁しているような感じがするのだが…」など、資生堂の措置を「制裁」ととらえて困惑する声や、「中国製化粧品のチャンスだ」と自国製品の販路拡大を期待する声も寄せられている。

さらに、「もう最近は商品を買う前に必ず(企業の姿勢を調べるために)検索するようになったよ」「私も調べる。まずは国産ブランド。それからプーチン大統領が挙げた非友好国の物は買わない」といった声も散見される。

これに先立ち、アパレル大手のH&Mや家具大手のイケアがロシアでの販売を停止すると発表した際にも、中国のネット上では反発する声や中国国内での販売を停止するよう訴える声が上がっていた。(翻訳・編集/北田

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