李在明氏が敗北を認める「国民は偉大、韓国は今後も前進する」=韓国ネット「文政権を恨んで」

Record Korea    2022年3月10日(木) 15時20分

拡大

「共に民主党」候補の李在明氏が「国民の党」候補の尹錫悦氏の当選を受け、第20代大統領選挙での敗北を認めた。写真は李氏。

「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)氏が「国民の党」候補の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の当選を受け、第20代大統領選挙での敗北を認めた。3月10日、韓国・中央日報が報じた。

記事によると、李氏は10日の午前3時50分、ソウル市汝矣島の民主党事務所でスピーチを行った。選挙結果について「最善を尽くしたが期待に応えられなかった」とし、「全国で共に戦ってくださった多くの国民の皆様、昼夜を問わず汗を流してくれた選挙対策委員会の同志やボランティアの皆様、党員や支持者の方々におわびを申し上げると共に、皆様の熱い応援に感謝する。すべては私の至らなさのせいで、皆様や民主党の敗北ではない。すべての責任は私にある」と語った。

また尹氏に対しては、「お祝いを申し上げる。分裂と葛藤を乗り越え、統合と和合の時代を切り開いていただきたい」と発言。そして「今後も国民の皆様を信じる」とし、「われわれ国民は偉大だった。コロナ禍の中でも高い投票率を見せてくれた皆様がいるかぎり、韓国は前進を続けるだろう。一日も早くコロナ禍が終息し、日常に戻れることを望む」と話した。

李氏は前日の夕方から行われた開票の状況を京畿道薮内洞の自宅で見守っていたが、午前3時ごろに尹氏の当選が確実になると、汝矣島へと移動した。中央選挙管理委員会によると、同日午前3時50分ごろに開票作業が98%完了し、尹氏が48.59%、1604万票を獲得して当選を決めた。途中までは李氏が優勢で、開票率51%の時点で尹氏が逆転した状況だったため、開票率90%を超えるまでは当選者を確定できない超接戦が続いていたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「文大統領を恨むんだね。文大統領が5年間無能さを見せつけてきたから政権交代の世論が高まった」「李氏が尹氏より劣っていたというよりは、文政権を追い出したいという気持ちが強かったんだと思う」「ほぼ半数ずつだったから、本当に国が分裂したという感じがする」「敗北を認めて傷ついているのだから、みんな責めるようなことを言わないで」「尹候補に入れたけど、うれしくはない。もう二度とこんな選挙はしたくない」など、李氏に対する慰めの声が多く寄せられている。

一方では、「ついに李在明も法の審判を受ける時が来たね」「いくら尹候補が気に入らなくても、前科4犯が大統領になるのだけはあり得ない」など、否定的なコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携