警察署内でトラック運転手の男が捕まる、未遂に終わった“ハイテク犯罪”とは―海南省

Record China    2022年3月9日(水) 0時20分

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海南省海口市でこのほど、トラック運転手の男が警察に身柄を拘束された。男は衛星測位システムの機器を使って、ある犯罪を行おうと試みたが未遂に終わったという。写真は男が忍び込んだ現場や取り調べの様子。

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中国のニュース/ポータルサイトの網易は5日付で、海南省海口市でこのほど、トラック運転手の男が警察に身柄を拘束されたと伝えた。男は衛星測位システムの機器を使ってある犯罪を行おうと試みたが、未遂に終わったという。

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男は海口市警察の瓊山大隊の敷地内に忍び込んで警察車両のそばにいたところ、気づいた警察官に身柄を拘束された。

男は取り調べに対して、自分はトラック運転手であり、過積載の罰金徴収を回避するために取り締まり車両の出動のタイミングを知りたいと思ったと話した。そのため、警察車両に衛星測位システムの機器を取り付けようと思ったという。

同件が知られるようになると、ネットユーザーがさまざまな書き込みをした。「まだ取り付けていなかったのか。取り付けたら1年半は作動していたな。ハハハ」「私の夫も同じことを考えたのよ。やらなかったけどね」「ネズミが猫に鈴を付けようとした話を思い出した。実話になったのか。生活がかかっているからね」などだ。

記事は、捕まった男を「才能があるが使い道を間違えた」と批判。一方で、「生活するのは本当に楽でないとも言いたい。規則を守って運送をしても儲からない。危険を冒してでも犯罪に手を染めてでも過積載を続けざるをえなかった。難しいものだ」と、捕まったトラック運転手に対する同情も示した。(翻訳・編集/如月隼人

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