サッカーのイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実の活躍に、中国のサッカーファンも舌を巻いている。

南野は2日に行われたFAカップ5回戦のノリッジ・シティ戦に右FWで先発出場すると、27分に左サイドからのクロスを収めたオリギの落としを右足で蹴り込み先制ゴールを挙げる。さらに、39分には左コーナーキックがファーサイドに流れたところに待ち構え、ワントラップから豪快にシュート。ボールは右ポストに当たりそのままゴールネットに吸い込まれた。リバプールは終盤に1点を返されたものの2-1で勝利。南野は2ゴールの活躍で大きく貢献した。

この活躍は中国でも報じられており、スポーツメディアのPP体育は「南野拓実が前半の2ゴールでリバプール勝ち上がりの立役者に。試合後にはMVPにも選出された」と伝えた。

中国のサッカーファンからは、「アジアの光だ」「2ゴール目は本当に気持ちが良い」「いいぞ！すごい！これからも期待している」といった称賛の声や、「お隣さんのところの選手はすごいな」「うらやましい」「武磊（ウー・レイ。中国のエース）とは天地の差だな」「他国の選手を見てから自国の選手を見ると…はあ」など、自国選手と比較するような声が多く寄せられた。

また、リバプールのファンからは、南野が主にカップ戦で起用され結果を出していることについて、「南野は本当に使い勝手が良い」「カップ戦の王だ」「彼がいなかったらリーグカップ（カラバオ・カップ。FAカップと並ぶもう一つの国内カップ戦）は優勝できなかっただろう」「彼はわれわれを重要なタイトルを争うチームから、すべてのタイトルを争うチームに変えた」「すぐに入ってすぐに（戦力として）使える。安心して控えに置いておける優れた選手だ」といった声が上がっている。（翻訳・編集/北田）