韓国政府、関東大震災時に虐殺された朝鮮人名簿を初公開=竹やりや手かぎで、2歳児も犠牲―韓国メディア

Record China    2014年6月2日(月) 12時23分

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2日、韓国国家記録院は、1923年の関東大震災当時に虐殺された朝鮮人被害者318人の名簿を初めて公開した。資料写真。

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2014年6月2日、韓国国家記録院は、1923年の関東大震災当時に虐殺された朝鮮人被害者318人の名簿を初めて公開した。中国新聞社が韓国・聯合ニュースの報道を引用して伝えた。

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被害者名簿は1952年に韓国の李承晩(イ・スンマン)政権が調査、整理し、53年4月の第二次日韓会談で使用されたもの。昨年6月、東京の韓国大使館が移転する際に発見され、国家記録院が分析を行っていた。

資料には、日本の警察や消防などが竹やりや手かぎなどを用いて朝鮮人を虐殺した記録が残されている。殺害された中には10歳に満たない子どもも含まれ、2歳児も犠牲になった。

韓国政府はさらに分析を行い事実解明に努めるとともに、日本政府にも協力を求めるとしている。

1923年9月1日に日本で起きた関東大震災はマグニチュード7.9。10万5000人が死亡あるいは行方不明になった。当時、日本メディアは「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」「騒乱を引き起こしている」などと根拠のない報道を流し、朝鮮人に対する憎しみや敵意を植え付けた。日本軍と警察は朝鮮人6000人余りを虐殺したが、日本当局は韓国側に謝罪や賠償を行わず、真相解明も望んでいない。(翻訳・編集/NY)

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