韓国人教授、佐渡鉱山の世界遺産登録に反対する署名運動を開始=韓国ネットも応援

Record Korea    2022年2月28日(月) 19時20分

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韓国・聖信女子大学の徐敬徳教授が、日本の佐渡鉱山の世界文化遺産登録に反対する署名運動を開始することを明らかにした。資料写真。

韓国・聖信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が、日本の佐渡鉱山の世界文化遺産登録に反対する署名運動を開始することを明らかにした。2月28日、韓国・ソウル新聞が報じた。

記事によると、徐教授は28日、自身のFacebookで署名運動への参加を呼び掛けた。そこに記載されているGoogle Dogsの「日・佐渡鉱山ユネスコ世界遺産登録反対署名」のページにアクセスし、名前と住所を入力すれば参加できるといい、期間は3月末までの約1カ月間だという。

徐教授は「日本は植民地期に朝鮮人の強制労役があった佐渡鉱山について、『強制労働』という『加害の歴史』を隠したまま世界遺産への登録を狙おうとたくらんでいる」と批判。「署名運動の結果をユネスコに伝え、日本の歴史歪曲(わいきょく)を全世界に知らせれば、登録を阻止する上で非常に重要な役割を果たすだろう」と主張した。

また、「最近ニューヨーク・タイムズが佐渡鉱山の『強制労役』の隠蔽(いんぺい)を報じたように、世界的に世論を動かし、必ず世界文化遺産への登録を阻止しなければならない」とし、「佐渡鉱山に関して、世界的な有力媒体への広告掲載、多言語での映像制作および配信などを通じ、日本の歴史歪曲を全世界へ着実に告発していく」と抱負を語ったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「過去に対する反省の気持ちや良心は1ミリもないんだね」「日本政府は本当にひどい。韓国が政治や経済力で圧倒的に上回れば、自らひざまずいてくるはず」「日本は歴史を歪曲し、中国は文化を歪曲している。徐教授、いつも応援しています」「日本の歴史歪曲を批判できるのは徐教授しかいない」「韓国政府は何をしてるんだ?」など、日本への批判や徐教授への応援の声が多く寄せられている。

一方では、「今は歴史の歪曲問題より、安保の方が優先では?」「『ウクライナロシアを刺激して戦争が起きた』と言った李在明(イ・ジェミョン)候補。それなら朝鮮が日本を刺激して日本が植民支配をしたということ?」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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