ウクライナ人の彼女を残して逃げる?「クズ」と非難された中国人男性が怒りの反論も…

Record China    2022年2月28日(月) 11時0分

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6日、観察者網は、ウクライナ国内で現地人の交際相手を置いて一人列車に乗った動画をネット上に公開して「クズ男」と批判を浴びた男性が「怒りの反論」を行なったことを報じた。

2022年2月26日、中国メディアの観察者網は、ウクライナ国内で現地人の交際相手を置いて一人列車に乗った動画をネット上に公開して「クズ男」と批判を浴びた男性が「怒りの反論」を行なったと報じた。

記事によると、ロシアによるウクライナ侵攻で現地在住の中国人の安否が心配される中、一人列車に乗って現地人の交際相手に別れを告げる中国人男性の動画がネット上で注目を集めた。24日に公開されたこの動画には、動き出した列車の窓外から、交際相手の女性が走りながら列車内に向けて手でハートマークを作り、最後には列車の速度に追いつけなくなった女性が画面からフレームアウトする様子が映っていた。動画を掲載した男性は「列車でオデッサを離れる前の晩、ロシア軍が侵攻してきた」とキャプションを付している。

この動画はSNS上で注目を集め、寄せられたコメントのほとんどが「あんたと知り合ったことが、彼女にとって生涯最大の過ちだ」など、交際相手を置き去りにして現地を離れた男性に対する非難だった。

ネット上で批判を浴びた男性は25日夜にコメントを出し、「当時は仕事の都合で現地を離れなければならず、別れが惜しくて動画を撮影した。これは戦争の前に撮影したもので、誰も戦争が起きるなんて分からなかった」と怒りを交じえて説明するとともに、「一部の人間が故意に動画を盗用し、原意を歪曲(わいきょく)したり話に尾ひれを付けたりして、自分を『中国一のクズ男』に仕立て上げた」と逆批判したという。

記事によると、男性の説明に対してネットユーザーからは同情の声が聞かれる一方で、「そもそも、戦争が原因で現地を離れたと理解されてもおかしくないキャプションの書き方だったのが問題だ」「ウクライナ軍の参謀本部はロシア軍のオデッサ侵攻は事実と異なると発表している。はなから注目されることを狙って動画を掲載したのではないか」など、さらなる疑問や批判のコメントが寄せられているという。(翻訳・編集/川尻

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