「陽性の検査キット売ります」韓国のフリマサイトへの投稿が物議=韓国ネット「刑事処罰を」

Record Korea    2022年2月27日(日) 8時50分

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25日、韓国・国民日報は、「韓国の中古品取引サイトで『度を超えた』投稿が物議を醸している」と報じた。資料写真。

2022年2月25日、韓国・国民日報は、「韓国の中古品取引サイトで『度を超えた』投稿が物議を醸している」と報じた。

記事によると、韓国の中古品取引サイト「タングンマーケット」には24日、「陽性反応の出てきた検査キットを売ります」と題する文章が投稿された。投稿者は「その他の中古品」のカテゴリーで自己検査キットを出品しており、「PCR検査を楽に受けてください」とコメントを記入していた。販売金額は書かれていなかったという。

韓国では現在、満60歳以上などの高リスク群に属さない市民は、自己検査キットや迅速抗原検査で陽性反応が出た場合にのみPCR検査を受けることができる。自己検査キットなどで陰性が出た上でPCR検査を受けるためには、医療機関を訪れ、自費で10万ウォン(約9600円)前後を負担しなければならない。

すでに韓国の食品医薬品安全処は来月5日まで自己検査キットのオンライン販売を禁止しており、薬局とコンビニエンスストアのみを販売先に指定している。中古品取引サイトでも自己検査キットは販売禁止品目に該当するため、タングンマーケット側も投稿を確認後すぐに削除したという。

記事は、「新型コロナウイルスの流行を悪用した不正取引は以前にもあった」と指摘。防疫パスの施行中だった昨年末には「接種完了者のネイバーIDを5万ウォンで借りられます」との文章がタングンマーケットに投稿されたとのこと。ただし、このように他人の証明書などを不正に使用した場合、刑事処罰の対象になり、感染病予防法違反にも該当し過怠料10万ウォンが課せられるという。

韓国のネットユーザーからは、「韓国人は最近頭がおかしくなってる」「なぜそこまでPCR検査を受けたいのか分からない。会社を休みたいの?」「金さえくれれば何でもする、こういう人間にはなってはいけない」「削除して終わりではなく、刑事処罰して」「タングンマーケットのような消費者間取引は消えるべき」など、投稿者を批判する声が多く寄せられている。

一方で、「ワクチンを打って2000人近くが死んでるのに、さらに打てという方が度を超えてる」「国民をここまで追い込んだのは政府」「無料だったPCR検査を急に10万ウォンにすると言うからこんな事態が起きる」など、政府を責めるコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山

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