24日未明（現地時間）にロシアがウクライナへの侵攻を開始したことを受け、駐ウクライナ中国大使館は現地の中国人らに対して外出自粛や外出時の対策を呼び掛けた。

同大使館は現地在住の中国人や中国企業に対して「注意喚起」を発表。（1）可能な限り自宅にとどまり窓やガラスから離れる。危険に遭遇した場合はすぐに現地の強力な部門に連絡する。（2）現地の華僑華人協会、留学生会、中国商会および親しい友人と連絡を保つ。（3）もし車で遠くに外出する場合は、車両の目立つ部分に中国国旗を貼る。（4）現地で発表された情報に従い、情勢が不安定な地域には行かない。（5）特に留学生は同胞間で助け合いに努める。（6）パニックにならない。大使館は皆さんと共にあり、全力で問題解決に当たる――の6つを呼び掛けた。

中国のネットユーザーからは「中国国旗を目立つところに貼る…素晴らしい」「中国国旗があれば安全」「ウクライナにいる同胞たちの無事を祈る」といった声や、「この情報は韓国人に見せてはいけない」「あとは韓国人がわれわれの国旗を貼るのを防いでくれ」など、韓国人が身を守るために中国人のふりをすると揶揄（やゆ）する声が上がった。

また、「台湾はぶるぶる震えているだろう」「ウクライナが台湾に“手本”を演じて見せている」「これは全くもって台湾への実地教育だ」「台湾人はよく見よ。現代の戦争のスピードを。朝に出兵、昼に統一、午後にPCR検査、夜には共にニュース視聴、翌朝一緒に国旗掲揚＆国歌斉唱だ」など、台湾と関連したコメントも多数寄せられている。（翻訳・編集/北田）