2014年5月31日、中国の某企業で女性社員限定の「韓国ドラマ休暇」を発表し、ネット上で大きな話題に。快挙だと称える女性に対し、不満を訴える男性が多い。人民網が伝えた。

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中国では昨年、「相続者たち」「星から来たあなた」と韓国ドラマが連続ヒットし、第4次とも言われる韓流ブームが再燃した。これに続いて、現在放送中のドラマ「君たちは包囲された」が大人気に。コメディの要素たっぷりの刑事ドラマで、人気俳優イ・スンギやチャ・スンウォンら豪華な出演陣でも話題の作品だ。

このほど中国の某企業が女性社員だけを対象に、「君たちは包囲された」を見るための「韓国ドラマ休暇」を実施すると発表。これに対し、この企業の男性社員が中国版ツイッターで抗議文を発表したことで、ネット上で話題に火が点いた。この男性社員は自分たちが「虐待扱いを受けている」と訴え、「会社の愚行のせいで仕事量が激増した」と不満をぶちまけている。

「韓国ドラマ休暇」について、反対を表明しているネットユーザーの大半が男性だ。「それなら男にはW杯休暇をくれ。韓国ドラマは毎日だけど、サッカーは4年に1回だ」「米ドラマとかゲーム休暇でもいい」「これは男にとって不公平すぎ」と、不満と疑問を訴える声が相次いでいる。これに対し女性からは、「女は仕事だけじゃなく、家事でも疲れている。これくらいのサービスはしてもらってもいい」との声が聞かれている。（翻訳・編集/Mathilda）