現在、放送や配信を待機中の中国時代劇ドラマの中で、人気スターが出演し、特に視聴者の期待を集めるドラマは14作品に上っている。

今月の春節（旧正月）期間には、待機中のドラマが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）などを通じ、集中的に宣伝活動を行った。ニュースサイトの捜狐（SOHU）では、その中でも視聴者が特に期待を寄せる主な時代劇ドラマは14作品を数えると紹介。SNSでの反響やメディア報道への反応によると、シャオ・ジャン（肖戦）とレン・ミン（任敏）主演の「玉骨遥」、ゴン・ジュン（龔俊）とディリラバ（迪麗熱巴）主演の「安楽伝」が最も人気を集めている。

昨年末にはドラマ「王牌部隊」が放送されて話題を集めたシャオ・ジャンだが、「玉骨遥」では若手女優の中でも実力派と人気の高いレン・ミンと共演。その相乗効果が期待されている。昨年、「山河令」でブレークしたゴン・ジュンは、20代の女優ではトップクラスの人気を持つディリラバと共演し、主演の顔ぶれだけでも「見たい」と思わせる作品となっている。

俳優チェン・シャオ（陳暁）は、マオ・シャオトン（毛暁彤）と共演の「雲襄傳」、リウ・イーフェイ（劉亦菲）と共演した「夢華録」の2作品が配信を控える。一つは武侠、もう一つは女性の人生を描く一代記で全くタイプの違う作品となる。

昨年、「長歌行」で人気を集めたウー・レイ（呉磊）の最新作「星漢燦爛」は、同じく「長歌行」で準ヒロインだったチャオ・ルースー（趙露思）と共演のドラマ。ディン・ユーシー（丁禹兮）とポン・シャオラン（彭小苒）が共演する「春閨夢裏人」はコメディタッチでロマンチックな女性の成長記と紹介されている。

このほか、チャン・ビンビン（張彬彬）とシュー・ルー（徐璐）が主演の「月歌行」、チャン・ハン（張翰）とジュー・シューダン（祝緒丹）が主演の「流光引」、シュー・ジェンシー（徐正溪）とモン・ズーイー（孟子義）主演の「造作時光」など、人気スターがそろう新ドラマが待機中となっている。（Mathilda）