広州恒大が大幅減給、トップ選手は約9割減―仏メディア

Record China    2022年2月22日(火) 6時20分

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20日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、経営再建中の恒大集団が持つサッカークラブ、広州恒大が選手の年俸を大幅削減する方針を示したと報じた。写真は広州恒大。

2022年2月20日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、経営再建中の恒大集団が持つサッカークラブ、広州恒大が選手の年俸を大幅削減する方針を示したと報じた。

記事は、恒大集団の創業者である許家印(シュー・ジアイン)氏が19日に広州恒大の管理会議を開いてクラブの新たな経営陣を指名するとともに、同社が今後も引き続きサッカー事業に取り組む方針を示したと紹介。許氏は今後、恒大サッカースクールをスター選手のゆりかごとし、広州恒大をその受け皿にする意向を示したと伝えた。

また、2年前には主力選手で500万元(約9000万円)だった選手の年俸について、16日に発表した最新の賃金基準では新シーズンの最低年俸が6万〜9万6000元(約108万~172万8000円)、トップ選手でも60万元(約1080万円)以下とされており、主力選手は最大88%の減俸になるとしたほか、5人の帰化選手との契約も解除したと紹介。一連の措置は、金銭に糸目をつけない戦力増強型経営から、低コストな人材育成型経営への戦略転換の現れだと説明している。

恒大グループは昨年夏より経営状況が悪化し、支払い遅延、債務不履行が頻発して株価が下落、昨年10月に中国当局が許氏の個人財産を会社の債務返済に充当するよう要求し、許氏が11月に芸術品や高級住宅などを売却して得た70億元(約1260億円)が会社に注入されたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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