人民網日本語版 2022年2月16日(水) 17時50分
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今年1月には中国の実行ベース外資導入額が前年同期比11.6%増の1022億8000万元に達し、増加率は前年同期の3倍近かった。写真は北京。
中国商務部が15日に発表したデータによると、今年1月には中国の実行ベース外資導入額が前年同期比11.6%増の1022億8000万元(約1兆8410億4000万円)に達し、増加率は前年同期の3倍近かった。米ドル建てで計算すると増加率は17.6%になる。中国新聞社が伝えた。
業界別の外資導入状況を見ると、サービス業が引き続き外資の対中投資のホット分野だ。公式データによると、1月の中国サービス業の実行ベース外資導入額は同12.2%増の823億元だった。そのうちハイテク産業は同26.1%増で、うちハイテク製造業は同32%増、ハイテクサービス業は同24.6%増だった。
地域別の状況を見ると、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効といった好材料に後押しされる形で、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国とASEAN諸国の対中投資が急速に増加し、沿線国は同28.4%増、ASEANは同29.1%増だった。
ここ数年、新型コロナウイルス感染症が効果的に抑制され、経済が安定的に回復し、市場への参入が引き続き拡大したことから、中国の外資導入が急速に増加した。公式データによると、2021年の外資導入額は同14.9%増の1兆1000億元(約19兆8000億円)に達し、初めて1兆元の大台を突破した。新たに設立された外資系企業は同23.5%増の4万8000社に達した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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