日本防衛相に話し掛けられた中国軍将校、「誤っているのは日本」とつれない対応―シンガポール

Record China    2014年5月31日(土) 13時43分

拡大

31日、中国新聞網は記事「日本防衛相、自分から中国軍関係者と接触=中国との交流再開を希望」を掲載した。小野寺防衛相が中国軍関係者に交流再開を求めたが、「日本の対中政策変更が先」と返答された。写真はシャングリラ・ダイアローグに出席した安倍首相。

(1 / 2 枚)

2014年5月31日、中国新聞網は記事「日本防衛相、自分から中国軍関係者と接触=中国との交流再開を希望」を掲載した。

その他の写真

30日、シンガポールで第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)が開幕した。日本の安倍首相が基調演説を行った。「力や威圧を用いて紛争を解決するべきではない」「法に基づいて主張せよ」「平和解決を徹底せよ」との「海における法の支配3原則」を提唱。名指しこそ避けたものの中国を批判した。

オープニングパーティーでは日本の小野寺五典防衛相が中国人民解放軍の王冠中(ワン・グワンジョン)副総参謀長に話し掛ける一幕もあった。「中国との防衛安全協議を再開したい」と切り出した小野寺防衛相に、王副総参謀長は「日本が間違った対中政策を改めるか否かに懸かっている。日本が速やかに改めれば日中関係は改善するだろう」と応じた。

また小野寺防衛相は海上連絡体制の構築についても言及したが、王副総参謀長は「提案はわかったが、先ほどの安倍首相の講演でも何度も中国を暗に批判していた。その批判は間違いであり、事実に反したもの。国際関係ルールに反している」と話している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携