スノーボードで金銀メダル獲得の蘇翊鳴、「未来のある子」ツイ・ハーク監督が子役時代を語る

anomado    2022年2月17日(木) 8時50分

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15日、北京冬季オリンピックのスノーボード男子ビッグエア決勝で金メダルを獲得した中国代表の蘇翊鳴(スー・イーミン)について、ツイ・ハーク監督が子役時代の印象を語っている。

15日、北京冬季オリンピックのスノーボード男子ビッグエア決勝で金メダルを獲得した中国代表の蘇翊鳴(スー・イーミン)について、ツイ・ハーク徐克)監督が子役時代の印象を語っている。

17歳の蘇翊鳴は今月7日、スノーボードスロープスタイルで銀メダルを獲得。続いて15日、ビッグエア決勝では3本目を待たず金メダルを確定させ、2個目のメダルを獲得した。

蘇翊鳴は過去に子役として数々の映画やドラマに出演しているが、2014年のツイ・ハーク監督の映画「タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜」がデビュー作となる。15日、中国で大ヒット公開中の映画「長津湖之水門橋」を手掛けたツイ・ハーク監督が、同作スタッフらとネットのライブ配信に出演。同日、金メダルを獲得した蘇翊鳴選手に祝福のメッセージを送り、さらに子役時代の印象を語った。

4歳からスキーを始めた蘇翊鳴だが、「タイガー・マウンテン」ではスキーの技量を買われて抜てきされた。オーディション当時、子役の選考が最も頭の痛い問題だったというツイ・ハーク監督は、蘇翊鳴に出会って「一気に悩みが解決した」と語る。当初は演技面で不安もあったが、予想を超える演技力を見せたといい、何よりも当時まだ8歳の蘇翊鳴が、寒い雪山での撮影にも泣き言を一切言わず、監督の要求に応えようと懸命に取り組む姿を見て、「この子には大きな未来がある」と深く感じたという。

撮影ではスキーの優れた技量を発揮して期待通りの効果を生み、映画の中で見られる滑走シーンはどれも代役を使わず蘇翊鳴自身が演じている。当時、撮影現場では「将来の金メダリストだね」などと冗談交じりで語り合っていたというが、このオリンピックではそれが現実となっている。

蘇翊鳴は14歳でスノーボードのビッグエアとスロープスタイルの強化指定選手に選ばれ、国家チームに所属。同時に子役としても活動し、「タイガー・マウンテン」をはじめ、映画「摇滚小子」やドラマ「生逢燦爛的日子」「狼殿下-Fate of Love-」などに出演している。(Mathilda

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