中国の女優ウー・チェン（呉倩）が14日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）を通じて俳優チャン・ユージエン（張雨剣）との離婚を明らかにした。

2019年のドラマ「となりのツンデレ王子」（我只喜歓你）に主演したウー・チェンとチャン・ユージエンは昨年3月、すでに結婚して娘がいることを明かしていた。14日、ウー・チェンがウェイボーに「独身のお嬢さんたちのバレンタインデーデート」と題して娘との写真を公開。続いてウー・チェンのマネジメント側とチャン・ユージエンがそれぞれ、ウェイボーを通じて離婚を発表した。

ウー・チェンとチャン・ユージエンは17年、ドラマ「盛唐幻夜～麗しき探偵と龍の皇子～」で共演し、その年末に2人きりでの食事が目撃されたのが、最初に交際のうわさが浮上したきっかけに。18年に「となりのツンデレ王子」の撮影を通じて恋人関係に発展したとされ、19年10月にはウー・チェンが妊娠中との報道も。続いて21年3月、ウー・チェンが子連れで外出する姿を撮られたことで、チャン・ユージエンがウェイボーを通じ、すでに夫婦であることを認めた。だが昨年末には、2人が離婚手続きを行ったとのうわさが流れていた。

「となりのツンデレ王子」は、初恋の2人が誤解を乗り越えて成長し、結ばれる過程を描いた心温まるストーリー。人気の高いドラマだけに2人の現実での結婚に祝福の声が集まったが、あまりにも早い離婚に今度は落胆のコメントが多く寄せられている。（Mathilda）