2022年の大学卒業生は1000万人超、就職の状況は?―中国

人民網日本語版    
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中国教育部がまとめた統計データによると、2022年の大学卒業生の規模は前年比167万人増の1076万人に達し、規模も増加数も過去最高を更新する見込みだ。

中国教育部がまとめた統計データによると、2022年の大学卒業生の規模は前年比167万人増の1076万人に達し、規模も増加数も過去最高を更新する見込みだ。

20年以来、新型コロナウイルス感染症などの要因の影響を受けて、大学における海外留学の割合が軒並み低下した。

ここ数年の北京大学清華大学の就職の質に関する報告書を見ると、北京大の卒業生で卒業後の進路に海外(域外)留学を選んだ人は19年は1155人で14.79%を占め、20年は1084人で割合は13.34%に下がり、21年は793人でさらに8.17%に低下した。このうち学部生の割合は19年の30.01%から21年は18.90%に低下した。

経済社会の発展に伴って、さまざまな新興の雇用形態が次々に登場している状況もある。

国際労働機関(ILO)は16年に発表した報告書「世界の非標準的雇用:課題の理解と展望の形成」の中で、過去数十年間に、先進国と発展途上国はともに標準的雇用から非標準的雇用への転換を経験しており、世界各国で非標準的雇用が普遍的になりつつある、と指摘した。

今年は多くの大学の報告で、「フレキシブルワーク」に関するデータが非常に強い存在感を放っていた。

南京大学の21年学部卒業生のうち、フレキシブルワーカーになった人は218人で7.01%を占めた。上海交通大学(大学本部)の21年学部卒業生では241人で7.57%だった。華東師範大学は、私費・非教員養成学部の卒業生では11.9%、修士課程修了生では3.07%、博士課程修了生では4.14%の割合だった。

就職先の選択で人気があるのは、金融業、教育業界、情報技術(IT)サービス業界、公共管理・社会団体、科学技術業界などの分野だ。

国家発展改革委員会など8つの関係当局がこのほど共同で通達した「通知」は、就職のモデル拠点が牽引の役割を発揮し、22年には大学卒業生に200万の質の高い雇用機会を提供し、全国で起業による雇用の牽引の取り組みを着実に進めるためのモデルになることを目指すとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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