2022年2月14日、韓国・JTBCは「韓国の成人男女が選ぶ『入社したい大企業』の1位にサムスン電子が選ばれた」と伝えた。

韓国のリクルート情報サイト「サラムイン」が全国の成人男女2264人を対象に実施したアンケート調査によるもので、回答者の20．7％がサムスン電子を選択した。昨年の同じ調査では、サムスン電子は1位の座をカカオに明け渡したが、今年はトップを奪還した。

以下、2位カカオ（12．6％）、3位NAVER（8．2％）、4位現代（ヒュンダイ）自動車（6．2％）、5位CJ第一製糖（4．3％）、6位韓国電力公社（3．8％）、7位LG電子（3．4％）、8位Woowa Brothers、韓国ガス公社、SKハイニックス（3．0％同率）となっている。

また、選択理由として最も多く上がったのは「高い年俸」（25．7％）で、「社内福祉・福利厚生」（19．6％）、「会社のビジョンと成長可能性」（17．8％）、「定年保障など安定性」（14．3％）、「対外的な評判など企業イメージ」（5．4％）が後に続いたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「サムスンはやめておけ、思っているほど年俸はもらえないよ」「サムスン電子は入社から1年後の新入社員退職率が50％だと聞いたことがある」「サムスン電子とアップル、どちらに就職したいかと聞いたら、全員がアップルと答えるだろうな」「プライベートは放棄しなければいけない企業ランキングじゃないの？」「グーグルやアップルのほうがいいよ」「LGは給料安いよ。稼いでるのは役員だけ」「現代自の年俸はここにランキングされるほどじゃないよ」「Woowa Brothers（出前アプリ「配達の民族」運営会社）のどこが大企業なんだ？」「LG電子とCJがなぜ入っているのか理解不能」など、ランキングへの疑問の声が多数寄せられている。（翻訳・編集/麻江）