スマートロボットやスマート臨時医療施設、北京冬季五輪を守る科学技術―中国メディア

人民網日本語版    2022年2月13日(日) 14時10分

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スマートロボットやスマート臨時医療施設など、科学技術が北京冬季五輪を守っている。

2008年の北京五輪のメイン会場の一つ、国家体育館は体操、トランポリン、ハンドボール、北京パラリンピック車椅子バスケットボールの試合を開催した。同体育館は2年間の拡張改築工事を経て、冬季五輪の開催期間中には女子アイスホッケーの5試合、男子アイスホッケーの24試合を開催する。人民網が伝えた。

国家体育館防疫サブマネージャーの包衛華氏は、「当館はスマートロボットを導入し、会場の床の清掃、ごみの搬送、空気消毒、物品配送など複数のサービスを提供できる。スマートロボットは無人エリアでマンマシン分離の形式により、環境の清掃・消毒を行い、人の交差感染を効果的に減らし、安全性と作業効率を高めることができる」と説明した。

「氷の帆」バブル方式重点エリア、例えば選手のウォーミングアップエリア、防疫緩衝エリア、指令室などの空間にはそれぞれ1台の空気消毒機がある。室内の病原微生物、ホルムアルデヒド、PM2.5などの複合物汚染を消毒・浄化する。24時間連続で安全、健康的で清潔な作業環境を作る。

また、国家体育館会場運営チーム会場運営事務局長の斉靚氏によると、競技期間中に選手の負傷などが生じた場合、「氷の帆」はアイスホッケー館の「スマート臨時医療施設」と呼ばれる顎顔面創傷総合予防・治療診療車を使用開始した。この設備は5分内に顎顔面創傷の現場画像検査と人工知能診断を行える。軽傷であれば、医療従事者は「スマート臨時医療施設」内で応急処置を施す。負傷の程度が重く、手術が必要であれば救急車で搬送する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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