韓国野党代表と面会した元慰安婦「女性家族部がないと私たちは死ぬ」と訴え

Record Korea    2022年2月13日(日) 13時20分

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10日、韓国・ニューシスは、慰安婦被害者の李容洙さんが「国民の力」の李俊錫代表に会い「女性家族部がなければ私たちは死んでしまう」と訴えたと伝えた。写真は元慰安婦らが共同生活を送る施設「ナヌムの家」。

2022年2月10日、韓国・ニューシスは、旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが最大野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表に会い「女性家族部がなければ私たちは死んでしまう」と訴えたと伝えた。

「国民の力」公認の大統領候補、尹錫悦(ユン・ソギョル)氏は、女性家族部の廃止を公約に掲げている。このため李さんは、廃止反対の立場を強く示した。これに李代表は「おばあさんたちに満足してもらえる成果を見せられず、代表として申し訳なく思っている。より活動に力を入れ、李さんの活動を積極的に支援したい」と約束。慰安婦被害者問題関連の部署を立ち上げ、支援していくとの考えを示したという。「女性家族部の形でなくとも、女性と人権に関する部署を強化したい」とも述べたという。

李代表は李さんとの面会後、取材陣に「(女性家族部の廃止は)私たちが綿密な検討を経て公約に掲げた事案であり、立場に変わりはない」と述べている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「気の毒な李さん」「(国民の力は)勝つために何のためらいもなく弱者を踏みにじるのか」「おばあさん、これで分かりました?国民の力は、そんな人たちの集まりです」「また利用されてもいいの?おばあさん、その人たちはあなたの味方じゃないよ」「違う部署でちゃんと支援してくれるはず。心配しないで」など、李さんを気遣う声が寄せられている。

また、「他の部署を作って強化だと?」「結局、支援を強化するのか、廃止するのか?」「大統領選挙と自分たちの政治的立場のために、20~30代男性を利用する狡猾な『国民の力』と尹錫悦」「廃止と言いながら結局、担当部署を強化するって、ふざけてるのか?」など、「国民の力」批判のコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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