2001年の台湾ドラマ「流星花園～花より男子～」から誕生した男性グループF4のメンバーだったジェリー・イェン（言承旭）とヴァネス・ウー（呉建豪）が、メンバー4人の間に矛盾と葛藤が生じて解散に至ったことを語っている。

8日、マンゴーTVで放送されたバラエティー番組「朋友請聴好」に、ジェリー・イェンとヴァネス・ウーがそろって出演。アジア中で爆発的な人気となったものの、09年に解散に至ったF4について、外からのさまざまな意見や報道がグループ内部に不協和音を生んだことを明かした。

F4は韓国の男性グループのように、お互いに信頼関係を築く練習生期間もなく、ドラマで初めて顔を合わせた同士がユニットを組んだグループだった。ヴァネス・ウーによると、それも不和を生む要因であり、さらにF4をサポートするスタッフ陣も経験不足で、メンバー間に不公平感や矛盾を生んだという。それが積み重なったことも解散理由の1つに挙げており、「スタッフが4人それぞれの気持ちにもっと配慮していれば、違う結果になっていたかもしれない」と語る。

F4は2013年、中国・江蘇衛星テレビの春節（旧正月）の特別番組で、一夜限りの復活を果たした。それから9年を経て、メンバーの再集結についてジェリー・イェンは「自分はオッケー」と語っており、ヴァネス・ウーも同じく快諾しつつ「他の3人の意向を聞いてみて」と話している。（Mathilda）