北京五輪の“疑惑の判定”、韓国議員が「サムスンのせい」と主張=韓国ネット「想像を超える論理」

Record Korea    2022年2月9日(水) 22時20分

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9日、韓国・SBSによると、北京五輪ショートトラックの“疑惑の判定”をめぐり、韓国与党「共に民主党」の安敏錫議員が「原因はサムスンにある」と指摘し、物議を醸している。写真は北京五輪のマスコット。

2022年2月9日、韓国・SBSによると、北京五輪のスピードスケート・ショートトラック男子1000メートル準決勝の“疑惑の判定”をめぐり、韓国与党「共に民主党」の安敏錫(アン・ミンソク)議員が「本質的な原因はサムスンにある」と指摘し、物議を醸している。

安議員は同日に出演したラジオ番組で「中国が不正判定で他国の選手を失格にし、自国選手に金メダルをとらせるのは予見されていたこと」と指摘した。

また、その原因は「サムスンにある」とし、「サムスンはスケート連盟を1997年から20年にわたり支援し、韓国の選手を世界レベルに引き上げる役割を担ってきたが、(朴槿恵政権の)国政介入事件以降にスポーツ(支援)から手を引いた」「サムスンが影響を与えていたスケート連盟、国際オリンピック委員会(IOC)に対する影響力が今はなくなった」と主張した。

さらに「選手に対する連盟の支援が不足しているため選手の競技力も低下し、そのためキム・ソンテ(中国代表監督)のような有能な指導者が韓国に未来を感じられず海外に流出した」とも指摘。その上で「韓国にはいまだにスポーツ外交システムがなく、専門家の育成も行われていない。その空白をサムスンが埋めていたが、今はサムスンがいなくなったため、韓国の選手に対する不正判定は予見されていたことだ」と主張したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「何を言っているのか。想像を超える論理だ」「サムスンのせいにするなんてあきれて物が言えない」「サムスンを国政介入事件の主犯にして副会長を牢屋に入れ、『スポーツから手を引け』と言ったのは安議員だよね?」「ついこの間までサムスンの支援を賄賂だと批判していた人が…」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共に民主党のせいだって自ら認めているのか?」「サムスンが手を引いたなら国会が責任を持って支援するべきだった」「サムスンのせいにしないで。文政権が中国にへつらっているからでしょ」「韓国以外の国もサムスンが手を引いたから不正判定を受けたのか?」など反論の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

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