北京五輪開会式に出席のアルゼンチン大統領が意外な場所にも出没

Record China    2022年2月9日(水) 18時30分

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北京冬季五輪開会式に出席するために北京市を訪れたアルゼンチンのフェルナンデス大統領は五輪関連以外でも精力的に活動を展開した。写真は駐中国アルゼンチン大使館が発表した大統領の北京での活動の様子。

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北京冬季五輪開会式に出席するために北京市を訪れたアルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、五輪関連以外でもさまざまな活動を精力的に展開した。政府間外交だけでなく、華為技術(ファーウェイ)の北京コンベンションセンターにも足を運び、ファーウェイが実現してきた成果を高く評価するなどした。

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中国とアルゼンチンは互いに相手を共に発展するための戦略パートナーと位置付けるなど、良好な関係を続けている。また、2月19日には両国が外交関係を樹立して50周年を迎えることになる。

フェルナンデス大統領は2019年12月に大統領に就任してから初の訪中になった。北京に到着したのは北京冬季五輪開会式当日の4日だったが、同日午後には中国共産党歴史展覧館を見学した。フェルナンデス大統領は外国の元首として初めて、同館を見学した。

フェルナンデス大統領は5日午前には北京市中心の天安門広場内にある毛主席記念堂を訪れ、献花した。また、6日昼には人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談した。同日には、「中華人民共和国とアルゼンチン共和国が、両国の全面的戦略パートナーシップを深めることについての共同声明」が発表された。

フェルナンデス大統領は6日には、ファーウェイの北京コンベンションセンターを訪問した。大統領はファーウェイのこれまでの発展の歴史や、最新の科学技術研究の成果を見学して、通信分野や新しいタイプの自動車といった分野におけるファーウェイの成果を高く評価した。

見学後にはファーウェイ創業者の任正非最高経営責任者(CEO)とオンライン会談を行った。任CEOはフェルナンデス大統領がファーウェイの施設を訪問したことを心から歓迎すると表明した。

ファーウェイは2001年から、アルゼンチンで事業を展開してきた。20年間にわたり同国に対する投資を行い、同国の通信会社向けに通信ネットワークを構築し、さらに新技術による更新を繰り返してきた。同国の通信ネットワークは辺境地帯にまで拡大し、人口4600万人弱のアルゼンチンで、4000万人以上がファーウェイの提供した通信ネットワークを利用しているという。(翻訳・編集/如月隼人

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