”難攻不落”の日本市場に再挑戦する現代自動車が販売戦略を発表、最大の壁は「反韓感情」?

Record Korea    2022年2月10日(木) 9時20分

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9日、韓国・YTNは「難攻不落の日本市場に現代自動車が再び挑戦する」と伝えた。写真は現代自動車の電気自動車「IONIQ5」。

2022年2月9日、韓国・YTNは「難攻不落の日本市場に現代自動車が再び挑戦する」と伝えた。

韓国の現代自動車は8日、東京で記者会見を行ない、日本の乗用車市場に参入すると宣言した。現代自動車は01年に初めて日本市場に進出したが、販売不振が続き09年に撤退。販売台数は1万5000台にとどまった。

記事によると、現代自動車が13年ぶりに日本進出を決心した理由は、電気自動車と水素燃料電池車の時代に突入したことにより輸入車に閉鎖的な日本市場に「隙ができた」と判断したため。

張在勲(チャン・ジェフン)社長は会見で、注文や代金決済、車両登録まで全てをオンラインで行なうという販売戦略も発表したという。

記事は「自動車と同じくらい内需が強固な日本の家電市場でも韓国企業は門をたたき続けている」とし、「サムスン電子やLG電子はスマホやテレビでシェア3位内をキープしている」と伝えている。

ある専門家は「欧州や米国市場ではすでにサムスンや現代自動車など韓国の大企業が活躍しているため、日本市場は最後に残った先進市場といえる。日本市場に再び挑むには今この時期しかない」と話したという。

ただし、記事は「悪化した日韓関係による反韓感情が最も大きな壁となるため、日本市場における韓国企業の戦略が成果を挙げるには越えなければならない問題が多い」と指摘している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「世界1位のサムスンも無視される国だよ?。現代自動車の品質が世界1位になっても日本では売れないだろう」「価格が変わらないならみんな日本車を買う」「韓国国民が中国車を買わないのと同じ理由で日本国民は韓国車を買わない」「一度失敗しているんだから再挑戦はやめたほうがいい。日本に投資するお金で韓国内のサービスを向上させてほしい」「日本人は実用的な車を好む。いくらデザインが良くて空間が広くても売れないよ」「日本に住む韓国人が買うんじゃない?」など冷ややかな反応が寄せられている。

一方で「可能性はゼロじゃない」「日本では安く売るんじゃない?」「昔に比べて現代自動車の技術は飛躍的に発展した。勝算はある」と期待を寄せる声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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