中国選手と接触したハンガリー選手が失格、中国選手が引っ張るような動作も「明らかに正当防衛」

Record China    2022年2月8日(火) 18時20分

拡大

7日、北京五輪のスピードスケート・ショートトラック男子1000メートル決勝でハンガリー選手が失格となり、中国選手が金、銀のメダルを獲得する結果になったことが中国のネット上で注目を集めた。

2022年2月7日、北京五輪のスピードスケート・ショートトラック男子1000メートル決勝でハンガリー選手が失格となり、中国選手が金、銀のメダルを獲得する結果になったことが中国のネット上で注目を集めた。

7日に行われたショートトラック男子1000メートル決勝で、ハンガリーのシャオリンサンドル・リュウが1着で入選したもののレース後に審議となり、リュウが中国選手と接触したとの判定で失格に。2着だった任子威(レン・ズーウェイ)、3着だった李文龍(リー・ウェンロン)の順位が繰り上がり、中国勢のワン・ツーフィニッシュとなった。失格の判定を受けたリュウは両手を挙げて納得行かないような表情を見せていた。

鳳凰網体育の微博アカウントは、リュウが失格になった理由を解説。まず、任を追い抜こうとした際に先行者を保護するルールに反して危険な割り込みを行い、任をコース外に押し出したこと、次にゴール直前でリュウが左足を横に広げ、競り合っていた任を妨害しようとしたことの2点を挙げた。

一方、ゴールライン付近で任がリュウを引っ張るような動きも見られたが、これについては「先に反則を犯したのはリューであり、任はバランスを保とうとした」と説明した。

この件について、中国のネットユーザーは「任の動きは明らかに正当防衛」「映像を見れば明らかだ」「リュウだって反則を犯したのは自分だって分かっていただろう」「最後のゴールシーンで任が引っ張ったところだけを見て判断している人があまりにも多いが、その前からちゃんと見て物を言ってほしい」「仮に任も失格になったとしても、中国勢が金メダルであることには変わらない」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携