非化石エネルギー発電設備容量、初めて石炭火力発電を上回る―中国

人民網日本語版    2022年2月9日(水) 5時50分

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中国の21年のハイテクおよび設備製造業電力消費量は前年比15.7%増で、伸び率で製造業のトップを維持した。写真は太陽光発電。

中国電力企業連合会がこのほど発表した「2021−22年度全国電力需給情勢分析予測報告書」によると、中国の21年のハイテクおよび設備製造業電力消費量は前年比15.7%増で、伸び率で製造業のトップを維持した。うち一部の新興製造業業界の電力消費量が急増した。医療機器・設備および機械製造、風力原動機製造、新エネ車完成車製造、太陽光発電設備および部品製造の電力消費量はぞれぞれ、24.9%増、25.4%増、46.8%増、91.3%増となり、製造業のモデル転換・高度化の流れが続いたことを反映している。人民日報が伝えた。

電力生産・供給において、グリーンで低炭素な発展の傾向が顕著だ。累計設備容量を見ると、21年末現在の非化石エネルギー総発電設備容量は11億2000万kW、石炭火力発電設備容量は11億1000万kWで、総発電設備容量に占める割合はそれぞれ47%、46.7%を占めている。非化石エネルギー発電設備容量が石炭火力発電を上回ったのは初めてとなる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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