2022年に中国でピンチを迎える3つの産業―中国メディア

Record China    2022年2月8日(火) 9時20分

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6日、百度に今年失業のリスクが高い3つの業界を紹介する文章が掲載された。写真は工事現場。

2022年2月6日、百度に今年失業のリスクが高い3つの業界を紹介する文章が掲載された。以下はその概要。

新型コロナの感染爆発以降、各種業界が大きな生存リスクに直面しているが、特に2022年に失業するリスクが高い業界が3つある。

1つ目は、石炭関連業界だ。中国建国以降、一貫して重要なエネルギーの1つとして経済成長を支えてきた石炭が、生態環境に対し非常に大きな悪影響を与えている。生態や環境を守るために、当局も近ごろ石炭の開発、利用を制限し続けており、多くの地方政府がすでに石炭の採掘を禁止した。石炭業界の市場はますます縮小しており、未来の発展状況は一層悪化している。

2つ目は、建材関連業界だ。去年より関係当局が不動産業界の規制を厳しくしており、現在不動産業界全体が冬の時代にあると言える。そして、不動産関連産業である建材業界も多かれ少なかれ打撃を受けている。不動産業界の将来的な展望は思わしくなく、建材業界の商売もますます難しくなるだろう。

3つ目は、深刻な汚染問題が存在する関連産業だ。旧来の重工業は中国の経済発展に非常に大きな貢献を果たしたが、同時に環境を著しく破壊した。これらの重大な汚染リスクの存在する産業について、当局は規制や調整を加えることを考え続けている。

関係当局はこれら3つの産業に対し一定の規制や圧力をかけており、業界は厳しい状況に立たされている。ただし、どの産業にも存在する価値や意義はある。当局も徹底的に圧力をかけて産業を徹底的に潰そうとしている訳ではないことに留意が必要だ。(翻訳・編集/川尻

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