元スピードスケート選手の李相花、小平奈緒の話題に「涙が出そう」

Record Korea    2022年2月6日(日) 11時20分

拡大

4日、韓国・ソウル新聞は、スピードスケート韓国代表として冬季五輪に3度出場した「氷上の女帝」李相花さんが、北京冬季五輪スピードスケート競技会場を訪れたと伝えた。資料写真。

2022年2月4日、韓国・ソウル新聞は、スピードスケート韓国代表として冬季五輪に3度出場した「氷上の女帝」李相花(イ・サンファ)さんが、北京冬季五輪スピードスケート競技会場を訪れたと伝えた。

李さんは北京冬季五輪の期間中、テレビ解説者を務める。「自分がいない五輪は落ち着かない。自分のレースを見られないことが、自分でも残念だ」と心境を語りながらも、出場する後輩たちを激励したという。

李さんは10年、14年の冬季五輪で500メートルに出場し連覇。18年の平昌(ピョンチャン)大会では、日本の小平奈緒選手に敗れ銀メダルとなった。李さんと小平選手はライバルであり友人という仲で、当時、小平選手が李さんを気遣う姿と2人の韓日関係を超えた友情が感動を呼んだ。

李さんは、今大会で2連覇に挑む小平選手について取材陣から質問を受けると、涙をにじませたという。「レース前に人と会うとルーティンを崩しかねない。レースが終わったら会いたい」と小平選手を気遣った。また、「自分が出場するかのように、涙が出そう」「彼女の気持ちが分かるし、ここに来るまでの努力を知っているから。自分が出場する時と同じような心境だ」と語ったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「小平との姿は今も記憶に残っているよ」「心が温まる。ライバルとはこういうものだよね。互いに努力して、苦しみを理解し共感し合う」「美しい友情に感動」などの声が寄せられている。

また、「行け、2連覇だ」「今年36歳になるのにすごいな」「国籍に関係なく、すばらしい選手だ」「李相花は引退が早すぎた。小平は日本人だけどすばらしいと思う」など、小平選手を激励するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携