このほど男児を出産したと報じられた台湾の女優リン・チーリン（林志玲）について、台湾メディアの中時新聞網は2日付の記事でそのEQ（感情指数、心の知能指数）を絶賛している。

記事は、リン・チーリンと夫であるEXILEのAKIRAとの間に男児が誕生したことで、多くの芸能界の友人が祝福のコメントを寄せており、リン・チーリンの人気ぶりがうかがえると説明。その背景に「EQの高さ」があると指摘した。

そして、まだ若い頃に着用したドレスを一部のネットユーザーからおとしめられた際に「私はとてもきれいだと思いますよ」と堂々と答えたこと、番組内でタレントの小Sことシュー・シーディー（徐熙［女弟］）から「ずっと独身でどうやって生理的な欲求を解決してるの？」ときわどい質問を受けた際にも「それは必需品ではないので」と落ち着いた様子で回答したことを挙げ、ファンらからこうした受け答えが絶賛されたと伝えた。

さらに、「EQの高さ」が如実に表れたケースとして、映画「レッドクリフ」（2008）の会見に出席した際のことに言及。同作で身長180センチの周瑜を演じた俳優トニー・レオン（梁朝偉）の身長は174センチ。周瑜の妻である小喬を演じたリン・チーリンの身長も同じ174センチだったことから、「見た目が釣り合わないのでは？」との指摘が出た。この時、リン・チーリンは自分の身長を低く見せるためにフラットな靴を履いていたほか、「男らしさは身長に勝りますよ」とコメント。記者らから拍手が起きたという。

記事はこのほか、AKIRA（本名：黒澤良平）との結婚で名前を「黒澤志玲」に改名するかを聞かれた際に「名前には文化と皆さんの愛が詰まっています。今後も変わることはありません」と答え、ネットユーザーから「教養のある回答だ」と称賛されたことを伝えている。（翻訳・編集/北田）