ウォレス・チョンだけじゃない、ヤン・ミーやアレン・レンら吹き替えなし「生声」に酷評

anomado    2022年2月5日(土) 20時0分

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中国ドラマ「今生有你」に主演するウォレス・チョンの香港なまりの声に、ネットでは酷評も上がって話題を集めたが、これまでにも吹き替えなしの声が批判を浴びた俳優たちについて、台湾メディアがまとめている。

中国ドラマ「今生有你」に主演する香港の俳優ウォレス・チョン(鐘漢良)の香港なまりの声に、ネットでは酷評も上がって話題を集めたが、これまでにも吹き替えなしの声が批判を浴びた俳優たちについて、台湾メディアがまとめている。

香港や台湾など、中国大陸以外の出身の俳優にはそれぞれ特有のなまりや特徴的な発音があるため、中国ドラマに出演する場合は通常、声優により吹き替えが行われる。最新の中国ドラマ「今生有你」では、香港出身のウォレス・チョンが自身の声で出演しているが、一部の視聴者からは「気が散る」と批判の声も上がった。

過去には吹き替えが主流だった中国ドラマだが、最近では現代劇を中心に俳優たちの生声を聞ける作品も増えており、ウォレス・チョンだけでなく、中国大陸出身の俳優でも、その声が批判を浴びる例が増加している。

かん高くて細い声質の女優ヤン・ミー楊冪)は、最新のファンタジー時代劇「斛珠夫人」で生声を披露している。男装のシーンでは声を低く抑えるなどコントロールしているものの、「鳥肌が立つ」などといった批判も目立った。

俳優のアレン・レン(任嘉倫)は、これまでの役柄が人気声優チャン・ジエ(張杰)との相性が良く、「花様衛士~ロイヤル・ミッション~」はじめ数々の作品をチャン・ジエが吹き替えている。昨年の現代ドラマ「一生一世」では生声が聞けるが、「無気力な声」「感情がこもっていないように聞こえる」「軽すぎる」とネットでは落胆の声が上がった。

俳優のチョン・イー成毅)はほぼ全ての作品が吹き替えとなっているが、最新の時代劇ドラマ「沉香如屑」で撮影時の生声のセリフがネットに上がると、「発音が悪い」「覇気がない」「吹き替えのほうが魅力がアップする」と酷評を浴びた。

このほか、女優のジェン・シュアン鄭爽)は発音が不明瞭で抑揚のない話し方をするため聞き取りづらく、「香港や台湾の女優のほうがマシだ」と批判を浴びた。女優のティファニー・タン(唐嫣)はドラマ「ダイヤモンドの恋人」での高い声が「愚鈍な印象」と批判されたせいか、ほとんどの作品を人気声優のチャオ・シーユー(喬詩語)、ジー・グアンリン(季冠霖)の2人が担当している。(Mathilda

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