<北京五輪>アイスホッケー中国代表、男女合わせて48人中28人が帰化選手!

Record China    2022年2月4日(金) 22時20分

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3日、観察者網は、北京五輪の男女アイスホッケー中国代表選手48人中半数以上の28人が帰化選手であると報じた。写真は中国女子アイスホッケー代表。

2022年2月3日、中国メディアの観察者網は、北京五輪の男女アイスホッケー中国代表選手48人中半数以上の28人が帰化選手であると報じた。

記事は、北京五輪の中国代表選手リストの中でも男女のアイスホッケー選手がひときわ注目を集めたとし、代表の中に「西洋人の顔つきをした帰化選手」が多く見られ、その割合は男子サッカー中国代表が「足元にも及ばないほど」であると伝えた。

そして、男子のアイスホッケー代表25人のうち帰化選手が15人、女子代表23人のうち13人が帰化選手であり、合計すると48人中28人にのぼると説明。帰化選手の大部分は中国系の血筋を持っており、中国系の血筋を持たない帰化選手は28人中6人だとした。帰化選手には、両親がいずれも中国出身、いずれか一方または祖父母が中国出身というケースに加え、幼い頃に北米の家庭の養子となった選手もいるという。

また、帰化選手を数多く揃えた男女代表は早い段階から中国国内に馴染む準備をしてきたとし、48人全員が「崑崙鴻星アイスホッケークラブ」のメンバーとしてロシアのアイスホッケーリーグに参加し、中国本土のメンバーと数シーズン一緒に戦ってきたと説明した。

記事は、前回の韓国・平昌五輪でも、韓国男子代表がカナダや米国からの帰化選手を大量に揃えた事例があり、その際はグループリーグ3戦全敗で敗退したと紹介。「今回中国の男子代表は初めての五輪出場であり、グループリーグの相手もカナダ、米国と強豪揃いであるため、勝敗よりもいかに自分たちの力を出し切れるかが大きな目標だ」としつつ、北米プロアイスホッケーリーグNHLが選手の派遣を見合わせており、カナダと米国の戦力がややダウンしていることが中国にとって光明になる可能性があると伝えた。

また、女子代表は12年ぶりの出場となり、これまでは1998年長野大会の4位が最高であると紹介。今大会では日本、チェコ、デンマークと同じ組でグループリーグを戦い、ベスト4進出を目指しているとした。(翻訳・編集/川尻

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