日本が「佐渡島の金山」の世界文化遺産推薦を決定、韓国では「歴史をもみ消す意図」と反発強まる

Record Korea    2022年2月1日(火) 14時20分

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1日、韓国・毎日経済などは「日本が韓国の反対を押し切って『佐渡島の金山』を世界文化遺産に推薦することを決めた」とし、「韓国政府との歴史論争は避けられないだろう」と伝えた。資料写真。

2022年2月1日、韓国・毎日経済などは「日本が韓国の反対を押し切って『佐渡島の金山』を世界文化遺産に推薦することを決めた」とし、「韓国政府との歴史論争は避けられないだろう」と伝えた。

日本政府は同日の閣議で、2023年の世界文化遺産登録を目指す日本の候補として「佐渡島の金山(新潟県)」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する方針を了解した。

「佐渡島の金山」について、記事は「朝鮮半島出身者の強制労働の現場であり、日本植民地時代に少なくとも100人以上の朝鮮人が過酷な労働を強いられた」と説明し、「“第2の軍艦島”になるのではないか」と懸念を示している。

日本の決定に対し、韓国外交部は「強い遺憾の意を表明する」とし、推薦を見送るよう求める立場を発表した。韓国の歴史・外交専門家らは「佐渡鉱山で強制労働させられた朝鮮人らの歴史的事実をもみ消したい意図がある」と分析しているという。

記事は「実際に日本は2020年に軍艦島が世界文化遺産に登録される際、『朝鮮半島出身者の強制労働についての歴史を説明する』と約束したが守らず、ユネスコから警告を受けたことがある」と伝えている。

なお韓国外交部は日本に対応するため、タスクフォース(作業部会)を立ち上げる方針だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「なぜ日本は過去を反省せず、被害国に傷を与えることばかりするのだろう」「戦犯遺産に価値はない」「韓国政府は全力で阻止しなければならない」など反発の声が続出している。

その他にも「韓国は独島(竹島の韓国名)の世界遺産登録を推進して日本に対抗しよう」「韓国国民にできることは日本製品を買わないこと」「You Tubeで日本の過去の蛮行をどんどん広めるべきだ」などと提案する声や、「尹錫悦(ユン・ソクヨル、野党大統領候補)氏が当選したら福島水産物の輸入規制が解除され、佐渡鉱山が世界遺産に登録されてしまう」「こんな状況で親日の尹錫悦候補を選んだら大変なことになる」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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