現代自は自社開発、ホンダはグーグル…未来車OS競争が激化ー韓国メディア

Record Korea    2022年2月2日(水) 7時20分

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31日、韓国・マネーSは、主要自動車メーカーの未来車OS競争が激化していると伝えた。資料写真。

2022年1月31日、韓国・マネーSは、主要自動車メーカーの未来車OS競争が激化していると伝えた。

韓国自動車研究院の報告書「自動車の電装化と統合型OS開発競争動向」によると、自動車電気・電子(E/E)、アーキテクチャ(構造)の変化によりOSの重要度が増している。

自動車市場は未来車時代の転換により、電装部品の増加や先端運転支援システム(ADAS)の発展などに伴って自動車E/Eアーキテクチャの設計が「中央集中型」に変わりつつある。これにより自動車用OSの開発にも拍車がかかっているという。

主な自動車メーカーの統合型OSの開発方式をみると、ステランティスとホンダ、ボルボ、ゼネラルモーターズ(GM)、ルノーと日産は、車全般に統合・制御機能を提供するグーグルの「Android Automotive」を活用する一方で、テスラやダイムラー、トヨタフォルクスワーゲン現代自動車グループなどは、統合OSの自主開発に乗り出しているという。

報告書は「多くのメーカーが統合型OSを適用し、消費者がその結果を比較するようになるの24年前後」と見通しており、「今日までの期間は未来車OS競争のためのゴールデンタイム。完成が遅れる企業や他企業より結果が劣るところは今後の競争で大きな打撃を受ける」と強調したという。

これを受け、韓国のネット上では「電気自動車時代以降は現代・起亜自動車が高級自動車系列に肩を並べることだろう」「現代・起亜自動車、成功さえすればトップクラス入り!。応援してる!」と韓国車メーカーへの応援メッセージが送られるも、「OSの自社開発は難しい。グーグルに乗り換えた方がいい。もしくはツートラック」「サムスンもOSの自社開発をしようとして結局グーグルを使うことにした。チャレンジ精神はいいけど、車はsafety productであることを忘れてはならない」「アプリの互換性を考えたら、車にはグーグルの方が適してると思う。現代自動車の自社アプリは歓迎できない」など厳しい声も多い。

この他「スマホでアップルとグーグルのOSが生き残ったように、車はテスラとグーグルのOSだけ生き残るだろう」「テスラは今圧倒的な地位にあるから自律走行システムを開発してるけど、他社は使うかな?」というコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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